【動物大好き】ムツゴロウさんの伝説的なエピソード10選を徹底網羅!

動物が大好きなムツゴロウさんこと、本名・畑正憲(はたまさのり)さん。

若い方は知らないかもしれませんが、昔は危険なライオンやワニとも触れ合う姿をテレビで放送して伝説を残しています。

ムツゴロウさんと言えば動物が大好きなイメージが世間にも定着していますよね。

ですが、ムツゴロウさんの伝説は動物だけではありません。

そこで今回は「伝説的なエピソード10選!」と題しましてまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

伝説を残すムツゴロウさん

それではムツゴロウさんについてTwitterを見ていきましょう!

ムツゴロウさんの何が伝説かというと危険な動物と直接戯れたり、70歳を超えて出来た借金を完済したりしてます。

とにかく人生の振り幅が半端ない人物です。

生き物に触れあって何回も死にかけたりなど、普通なら3回ぐらい人生を繰り返さないと経験出来ないような事ばかり経験しています。

動物と触れ合うばかりではなく、麻雀、タバコ、お金などに関しても普通の人間の生き方としての枠は大きく超えています。

それではそんなムツゴロウさんの伝説的なエピソードを事項で紹介していきます!

1・ライオンに指を噛みちぎられる

ムツゴロウさんのエピソードで有名なのはライオンに指を嚙みちぎられたというエピソードではないでしょうか。

2000年のテレビ番組内でブラジルでの番組収録中に檻に入れられていたライオンと触れ合っていたムツゴロウさん。

いつものようにライオンと触れ合っていましたが、ライオンが突然噛みついてきて、右手中指の第一関節までを噛みちぎられました。

しかし指の心配よりも執筆活動で鉛筆を持てなくなる事を最初に心配しました。

執筆が出来なければ借金を返せなくなるので、左手を添えて執筆する方法を練習して締め切りは絶対守っていたそうです。

ライオンに指を噛みちぎられた時は骨まで露出していましたが、病院で骨を切除。

指の大ケガについて理由を尋ねられたムツゴロウさんは「猫の大きいやつに噛まれた」と話しています。

しかしライオンを恨む事もなく、「ライオンはそういう生き物だから」と言ってむしろ驚かせた人間が悪いとまで言っています。

動物に対して本当に優しい心を持っていますよね。

前年はナミビアでライオンに首を噛まれているムツゴロウさんですが、ある意味、指1本で済んでよかったと言えるのではないでしょうか。

命には代えられませんからね!

2・蛇と戯れる

ムツゴロウさんは蛇とも豪快に戯れます。

アナコンダを体に巻き付けているムツゴロウさんの姿が記憶にある方も多いのではないでしょうか。

しかしやはりそこはムツゴロウさんなので、蛇に巻き付かれて死にそうになった経験もあります。

ワニを窒息させ、ワニの硬い皮膚の上からでも骨を砕く力を持ってるので、人間であればひとたまりもないでしょうね。

野生動物を飼っていると慣れが生じる。蛇はおとなしい時期と活動的な時期が変わるだけに注意が必要。1分もしない内に呼吸が苦しくなった。でも蛇は鱗を逆向きに撫でられると嫌がる。私はそれを知っていたので一命を取り留めました。

引用元:ニュースポストセブン

こういった知識があったおかげでムツゴロウさんは一命を取り留めていますが、知らなければ確実に絞め殺されていたでしょう。

そしてアナコンダなどの大型の蛇は顎の下を掴むと抵抗しなくなるとも語っています。

ですがいくら知識があったとしても、実践出来るのはムツゴロウさんぐらいのものですよね。

ちなみに蛇は筋肉を小刻みに振動させて摩擦させる事によって火と変わらない温度まで発熱する事が出来ます。

よって生きている蛇は燃やしても生きていられるという事です。

生き物ってすごすいですね!

3・ワニの口に頭を入れる

ムツゴロウさんが動物と戯れる事に関して「死を考えた事はない」と語っています。

しかし、

1990年にはアメリカでワニに引き込まれて左耳の内耳損傷の大けがを負って手術しています。

命の危険は承知しているけど、死ぬ事はないと考えていたようです。

しかしさすがに80歳を超えてから命について考えるようになりました。

今までのケガの具合からではなく、自身の加齢による衰えからという発想が面白いですが。

ムツゴロウさんと同じ動物の接し方で命を落としている人は世界中に大勢いますし、運が良かった部分も大いにあるのではないでしょうか。

家族がいれば必然的に危ない事はしないのが普通ですが、ムツゴロウさんにとって動物と触れ合う事は当たり前の感覚なんでしょうね!

4・馬と共に暮らす

「ムツゴロウ王国」で飼育されていた多くの動物は優しいスタッフに引き取られています。

大きな馬はムツゴロウさんのいる北海道に戻ってきていますが、当時はやせ細り元気がなかったそうです。

ムツゴロウさんはどんなに貧乏でも、こんなに馬を痩せさせた事はなかったと涙を流しました。

ムツゴロウさんの牧場で飼育してしばらくすると、体重が増えて馬達は元通りの元気を取り戻しています。

東京で一体何を食べさせていたのかと憤るムツゴロウさんですが、負債を背負っても馬の幸せや健康の為に愛情を注げる姿勢には感服しますね!

ムツ牧場の馬数は最盛期は120頭でしたが、現在は18頭です。現在の目標は、30〜40頭まで増やし、子供たちで賑わう乗馬教室で一緒に楽しめるようにすることです。

引用元:北海道ライブ

「ムツ牧場は」ムツゴロウさんの牧場です。

本来は馬を納屋に繋いだりすしますが、ムツ牧場では馬を繋ぐ事はせずににびのびと放牧するスタイルです。

それが馬が心を開かせ成長するというムツゴロウさんの理念のもとで経営されているのが特徴です。

馬に乗る時に鞍を付けてブラシで磨いたりする事で、馬と共に生きる本来の乗馬体験が出来ます。

ムツゴロウさんの動物との本来の向き合い方が反映された素晴らしい理念ですよね!

5・死にかけてもスタッフは助けない

現在であればコンプライアンスで完全にアウトですが、ムツゴロウさんがテレビで活躍していた1980年代は結構過激なシーンが多くありました。

ライオンに指を噛まれる映像も普通に放映していましたからね。

今思うとすごい時代だったなと思います。

「もし死にかけても助けずカメラをまわし続けてほしい! 無駄死にになるから」と重々伝えていたからなんだと! 動物に噛まれたりすることも、「むしろ習性がわかるから嬉しい」

引用元:キャリコネニュース

本当に動物にやられてしまったらさすがに放送は出来ないと思いますが、大ケガや九死に一生ぐらいのニアミスでなんとか生還もしています。

それでも動物を恨む事もなく、また愛情を持って動物に接していく。

痛々しいシーンは度々あっても、ムツゴロウさんと動物が触れ合うシーンで心が和んだ視聴者も多かったのではと思います。

動物と触れ合うムツゴロウさんの優しい笑顔が素敵ですね!

6・3億円の借金を完済する

ムツゴロウさんは2004年に中標津から東京あきるの市東京サマーランド内に「東京ムツゴロウ王国」を移転させてます。

動物とスタッフもほとんどが東京に移転しましたが、ムツゴロウさんだけ北海道に残りました。

しかし東京に移転して2年後に経営が破綻して残ったのは3億円の借金だけでした。

ムツゴロウさん曰く、

「ムツゴロウ」という名前と動物やスタッフを欲しかっただけなんでしょうね。僕はグッズのお金も一銭ももらってないし、残ったのは3億円の借金だけ。追剥にあったような気分です。

引用元:文春オンライン

と語っています。

園内にいた動物たちはスタッフ達がお世話をし、引き取ってくれた人達もたくさんいました。

動物に罪はないですし、ムツゴロウさんの名前だけが欲しいだけのビジネスモデルには悲しさと憤りしか感じません。

ムツゴロウさんは実際に海外で追剥にあっていますが、動物よりも人間の方が怖いと語っています。

動物に対する愛情がムツゴロウさんの優しさを体現していますね。

7・超人的な記憶力と頭の良さ

ムツゴロウさんは東大に行ってますので頭が良い事は前提としてありますが、そもそもの脳の作りが他の人とは別次元でした。

ムツゴロウさんは囲碁や将棋をやりますが、2019年に将棋棋士の佐藤天彦九段と対談した時に佐藤九弾がこのように語っています。

畑さんはマージャンや囲碁、将棋の愛好家としても知られる。対談では、畑さんが将棋を始めて1週間で指せるようになり、さらに将棋盤がなくても、頭の中で思い描いて駒を動かせたというエピソードを明かしていた。これは高段者しかできない難度の高いスキルだという。

引用元:毎日新聞

これは頭が良いとか記憶力のレベルではないような気もしますが、頭の中で3Dイメージで立体的に物事を考える事が出来たという事でしょうか。

発明家のエジソンのライバルのニコラ・テスラも実験時に頭の中で3Dでイメージ出来ていたという話もありますし、ウソではなさそうです。

東大に在学中も医学部へ入れるレベルだったのにも関わらず、動物に興味があった為に動物学を専攻しました。

動物は本能に従って生きていますし、人間のエゴが通用しません。

動物みたいに本能に生きる事は、頭の良いムツゴロウさんにとっても推し量る事が出来ないくらい夢中になれる学問だったのではないでしょうか

頭が良いだけでは真理にたどり着けない何かを動物から感じ取っていたのかもしれませんね!

8・稀代のギャンブラー

ムツゴロウさんは高校2年の時に兄に麻雀を教えてもらってから、半世紀以上の麻雀歴の持ち主です。

「稀代のギャンブラー」としての顔も持っているムツゴロウさんもカッコいいですよね。

30代は麻雀にのめり込み、記憶力が抜群に良いムツゴロウさんなので、汚れた牌を記憶していたという逸話もあるぐらいです。

連盟の最高位は九段としていますが、実力的には十段の腕前の持ち主と言われています。

「僕はギャンブルが好きでしてね、そのために生きている(笑い)。かつては麻雀を1週間やらないとお尻がむずがゆくなってきた」

引用元:日刊ゲンダイ

麻雀に打ち込んでいた頃は正月休みの8日間連続で打ち続け、その間お酒は一切飲まずにタバコをプカプカとくゆらせていました。

実際にムツゴロウさんはタバコを一切手放さずにひたすら麻雀を打ち続けたのだそうです。

8日間で一体何本のタバコを吸ったんでしょうか?

そして本当に効果があるのかどうかは分かりませんが、ムツゴロウさんはタバコで集中力を高めていたとも語っています。

最近はタイトル戦に呼ばれますけどね。禁煙だから、引退宣言しようかと思っていますよ(笑い)。麻雀は普通の法則で打っていてはダメ。その都度、法則をひっくり返さなくては。たばこを吸わないと、その判断力が出てこないのです」

引用元:日刊ゲンダイ

80歳手前でもプロの雀士としてタイトル戦や名人戦で決勝進出して活躍していた事から、本物のギャンブラーだった事が分かります!

ムツゴロウさん曰く、動物の原理に比べれば麻雀の原理は大した事はないそうです(笑)

9・タバコ歴60年

ムツゴロウさんは愛煙家としても知られていますが、タバコの味を覚えたのは大学生の頃と60年以上前の話です。

渋谷の東急百貨店にあった洋モクを置いてあるタバコ売り場があり、1本ずつ味わっていたそうです。

82歳の時には心筋梗塞でドクターヘリで緊急搬送されてますが、それでもタバコはやめていません。

当時は搬送先の病院でもタバコを吸ってナースに怒られるというエピソードがあり、今度やったら出て行ってくださいとまで言われています。

搬送された直後にタバコを吸われては看護師の方も呆れるでしょうね(笑)

しかもムツゴロウさんの言い分としては、

窓から上半身が出ているから病院の外だよ

という一応、病院の外でタバコを吸っているという理屈にムツゴロウさんらしさを感じられますね。

その後は自宅療養されていますが、北海道の大自然の空気を吸いながら相変わらずタバコを吸ってすごしていました。

10・胃を全摘出しても生きる

ムツゴロウさんは痩せているイメージがありますが、39歳の時に胃がんを患って「胃を全摘出」しています。

そしていつ再発するかも分からない状況で不安になっている時に救ってくれたのが麻雀でした。

胃がない為、消化も出来ないので食事にも気を付けなければいけませんが、ムツゴロウさんは肉食でカップラーメンも月に50食は食べています。

健康面を考慮すれば食事制限が必要ですが、むしろストレスを溜めずに好きなものを食べるのが逆に精神衛生上良かったのかもしれませんね。

ちなみに胃を全摘出しても基本的には普通の食事は出来ます。

胃がんで胃切除術を行った患者さんが、食べていけないものはとくにありません。基本的に何でも食べられますが、手術後1年目くらいまでは無理をせず、回復の程度に合わせて食事の内容や量、回数を変えていきましょう。

引用元:日本臨床外科学会

食道と十二指腸を小腸で直接繋ぐため、術後1年は消化に良い物を心掛ける以外は基本的にはどんな食事でも大丈夫です。

ですが、肉ばっかりやカップラーメンばかりの食事は体への負担は大きそうですし、絶対真似してはいけないですね。

しかし胃を全摘出しても好きなものを食べる!

この逸話も伝説的と言えるのではないでしょうか!

【動物大好き】ムツゴロウさんの伝説的なエピソード10選を徹底網羅!

いかがだったでしょうか?

動物学者としてだけではなく、ギャンブラーや作家としても伝説を残しているムツゴロウさんですが、生き方そのものが伝説と言えますね!

ムツゴロウさんの突然の訃報に驚きましたが、80歳を超えて最近まで精力的に頑張っている姿を見せてくれました。

そんなムツゴロウさんのご冥福を心よりお祈り致します。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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