【殿堂入り】菅原初代の大食い魔女エピソード3選!摂食障害との噂も

わんこそばなどの大食いなどで知られる元祖大食い女王の菅原初代さんが3月9日に亡くなっている事が分かりました。

大腸がんを患っている事も公表されていたので、車椅子生活をしていた事から病状は芳しくないのかなと思っていた所に今回の訃報でした。

菅原さんは摂食障害との噂もありましたし、長年の大食いが負担となって大腸がんを引き起こした可能性もあるのかもしれません。

今回の訃報は残念ですが、そんな菅原さんの伝説的とも言える大食い魔女エピソード3選を紹介していきますのでぜひご覧ください!

目次

元祖大食い女王・菅原初代

「アゴの力に負けた」は敗者の負け惜しみ。

大食い魔女として名を馳せた菅原初代さんの言葉です。

菅原さんは華奢な見た目ですが、42歳からフードファイターとして活躍した当時は普通の主婦でした。

2006年のわんこそば大食い大会に出場した際には、15分で289杯を食べて準優勝した事がキッカケとなり大食い界に参入しています。

そんな菅原さんが持つわんこそば大食い最高記録は480杯です。

わんこそば10杯で普通のかけそば1杯分に相当しますのでお店でかけそば48杯食べた計算になります。

この時はゲスト出演で45分間の時間制限付きの記録となっていました。

1位の男性が15分で632杯食べているのもすごいですが、歴代記録に並んでいる女性を見ると菅原さんを含めてたったの2人です。

この時は年齢も40代半ばという事で、普通なら食事量が減ってくる年代というのを考えると、かなりのストイックさと言えるでしょう。

テレビを観ているだけだとただ根性で大食いしているように見えるかもしれませんが、菅原さんは大食いが本業ではない主婦です。

なので大食いの前には必ずトレーニングをして胃袋を大きくする必要がありました。

ただ大食いをするだけではなく、逆にダイエットの観点からも調査して大食いに役立てるなど、栄養学的にも独学で緻密な計算をしています。

  • 食べる量を量る
  • 飽きるのを防ぐのに同じものを食べない
  • 色々なものをたくさん食べるバイキング方式
  • 大会で何を食べるか事前に聞かない
  • 固形物を先に食べて水分は後に摂る

などなどのトレーニングを行って胃袋を徐々に大きくしていきます。

太っていると脂肪が胃袋を圧迫して胃が伸びず、逆に痩せる事で「もっと栄養を取らなきゃ」と脳が指令を出すので脳科学も取り入れています。

皮下脂肪や内臓脂肪があると胃が伸びないとの理由で、大食いの前は10キロの減量をするなどアスリート並みの調整を行っていたのも驚きです。

菅原さんが痩せているのに大食いが出来る理由がよく分かりますよね。

最近の活躍で言えば、約1年前の2022年4月22日放送の「水曜日のダウンタウン」で大食いを披露しています。

テレビ出演と共にYouTubeチャンネルの方も更新は約8か月前となっていますので、ここ1年で病状の方も悪化していたのだろうと推測出来ます。

そして突然の訃報でした。

菅原さんのTwitterには関係者の方がその訃報をtweetしました。

最近の菅原さんのSNSですが、見た目からも健康的とは言いにくい程病状が進行していたのではないでしょうか。

菅原さんの大食いが見れなくなるのも寂しいですね。

1・菅原初代の大食いデビュー戦

菅原さんの大食いデビュー戦は、予選を勝ち上がり本選に出場したのが43歳の頃でした。

デビュー戦での大食い対決はなんと「きゅうり」の早食い。

大食いで知られるギャル曽根さんは当時デビューしたてぐらいでしたね。

対決内容は30分間ひたすらきゅうりを食べ続けるというものですが、夏野菜に分類されるきゅうりは体の熱をどんどん奪っていきます。

体を冷やしながらきゅうりしか食べられないのは想像するだけでも辛そうですね。。

1本100gのきゅうりを23本を食べてギャル曽根さんに6本差で通過しています。

飽きが来ないように同じものは食べ続けないという理論にはこの時点ではたどり着いていないものと思われます。

他の挑戦者がマヨネーズや味噌をつけて食べる中、菅原さんは味なしきゅうりを精神力で食べ続けていました。

しかし2回戦目のおしるこ対決では体調不良によりドクターストップで棄権しています。

好きな食べ物ならまだしも、きゅうりやおしるこなど普通なら沢山食べないものがお題になっている事も体調不良の原因にもなりそうです。

きゅりで体は冷え、おしるこの甘さで血糖値は爆上がりで身体的負担はかなりのものでしょう。

デビュー戦は悔しい結果になりました。

2・菅原初代のラーメン大食い

こちらの戦いでは男女混合戦で「とんこつラーメン」の大食いでした。

60分間の時間制限もあるので、大食いの勝負と言うのは早食い競争でもあると言えますね。

最初こそ美味しく食べられそうですが、大食い選手にとっては味わっている余裕はまずないでしょうね。

ラーメンは美味しく食べたい(笑)

この頃の菅原さんは「命がけで優勝してやろう」という意気込みで出場していたので、体脂肪もボクサー並みに絞っての参戦でした。

やはり根性だけではなく、精神面や肉体面での調整をして臨んでいたようです。

ライバルの男性達の方が食べるスピードは早かったのもあって、菅原さんは優勝は逃したものの女性女性最高記録の27杯の結果でした。

この当時の菅原さんは44歳でしたが、2020年56歳にして自身のラーメン大食いの記録27杯を上回る29杯を達成しています。

魔女菅原と言われる所以は伊達じゃないですね。

3・大食い3連覇で殿堂入り

菅原さんは2008年、テレビ東京系「元祖!大食い王決定戦」で3連覇のかかったギャル曽根さんを阻止して見事優勝しています。

ギャル曽根さんも王手がかかった状態での負けは相当悔しかったでしょうね。

菅原さんとギャル曽根さんの年齢差で言っても20歳は離れているのでなおさらです。

菅原さんはこの2008年の優勝から2010年までで3連覇を達成して見事殿堂入りを果たしています。

菅原さんの露出は殿堂入り以降は減ってしまいますが2018年に復帰、当時を知るファンの間では懐かしい気持ちになったのではないでしょうか。

その後は地元の岩手でパン屋さんを営みつつ、大食いやタレント活動にも意欲的に過ごしていましたが、2022年6月に大腸がんと診断されました。

菅原さんの訃報は残念ですが、現役時代の異色なフードファイトで元気をもらった人も多いのではと思います。

もう一度菅原さんの気持ちの良い大食いが見たかったですね。

菅原初代の摂食障害との噂

菅原さんは一時期は摂食障害に陥っていた経験があると以前テレビで語っていました。

そしてそれを克服した事も明かしています。

前述のトレーニング方法を確立する前の事だとは思いますが、食べては吐き戻すという身体的にかなり負担が大きい病気です。

食べたものを吐く行為がもたらす症状ですが、

  • 食道炎症
  • 胃腸不良
  • 歯が溶ける
  • 生理不順
  • 多臓器不全

などがあります。

栄養が断続的に入ってこないのと慢性的な栄養不足が原因で臓器にも大きな負担がかかるので、深刻的な病気といえるでしょう。

そして胃酸の逆流で食道が炎症を起こし、エナメル質の歯は溶けます。

大食いブームの頃の噂としてよく聞くのは、摂食障害の人を大食い番組に出演させる事で視聴率を稼いでいた時期があるという事です。

スレンダーで綺麗な美女が大食い参戦!みたいな感じです。

視聴者は大食い美女をテレビで楽しむ反面、カメラが回っていない裏側では吐き戻しているという悲惨さ。。。

視聴率を獲得する為とは言え、摂食障害者を利用したある意味テレビ業界の闇の部分と言えます。

摂食障害で出演していた人は現在全く見ないのは身体的に続けられる訳がないからなのは当然ですよね。

菅原さんが近年まで活躍出来たのも、大食いと言えど摂食障害を乗り越えてきたからと言えます。

しかし食べたものを代謝する腎臓や腸などの臓器系の負担の蓄積はやはり計り知れない物だと推測出来るのではないでしょうか。

【殿堂入り】菅原初代の大食い魔女エピソード3選!摂食障害との噂も・まとめ

いかがだったでしょうか?

菅原さんの伝説的な人生を調査してみました。

まだ還暦前での訃報でしたので、驚きと同時に残念な気持ちでいっぱいです。

ですが菅原さんのストイックな大食いの活躍で元気をもらった人も大勢いるのではないでしょうか。

菅原初代さんのご冥福をお祈りいたします。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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