【たっちゃん】ラーズ・ヌートバーの本名や国籍は?なぜ日本代表に選ばれた?

WBC開幕から順調に準決勝まで勝ち進めてきた日本ですが、ラーズ・ヌートバー選手の人気と知名度が一気に世間に知れ渡りましたね!

2023年の12月に日系アメリカ人が日本代表入りするというニュースを受けて、世間の反応は賛否両論ありました。

しかしそんな前評判の逆風をものともせず、ヌートバー選手は日本国民の心を鷲掴みにしてしまったようです。

そしてたっちゃんの愛称でも親しまれていますよね!

そこで今回は、

  • ヌートバー選手の本名
  • 国籍はどこ?
  • 日本代表に選ばれた理由

などについて調査してまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

ラーズ・ヌートバーの本名

それではヌートバー選手の本名を見ていきましょう!

Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar(ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー)が正式な本名です。

南カリフォルニア大学時代にドラフトでカージナルスに入団した際も、ヌートバーという珍しいラストネームで注目された事があるみたいです。

それに加えて昔ながらの日本人の名前がミドルネームとしてあるので、不思議に思った方も多いと思います。

ヌートバー選手は見た目は完全にアメリカ人ですが母親が日本人なのでハーフの日系アメリカ人です。

母親の久美子さんの父親、ヌートバー選手にとっては祖父にあたる人物の名前が榎田達治(えのきだたつじ)さんと言います。

それでたっちゃん!

ミドルネームの日本語名「タツジ」の語源はおじいちゃんだったんですね。

とても元気なおじいちゃんです。

アメリカでは息子に父親と同じ名前を付ける文化もありますので、親族間で同じ名前の人がいても不思議ではないでしょう。

WBC出場の為3月2日に来日、3日にヌートバー選手が合流予定だったので、投手陣も愛称をどうするか話し合いました。

そこで決まったのがミドルネームの「タツジ」や「たっちゃん」に決定したという訳です。

ヌートバーと呼ぶと罰金を徴収するルールも検討されていたらしく、開幕前にメンバー達でこんなやりとりがあったなんて微笑ましいですね(笑)

その愛称の発案者は湯浅京己選手です。

人懐っこいヌートバー選手とは言え、外国人が自分だけだと緊張でパフォーマンスも充分に発揮できないかもしれません。

メンバー達によってそういった仲間意識の団結力を強めたのか、日本は今の所4戦4勝なので滑り出しはとても好調です。

日本の和を重んじる心とヌートバー選手のムードメーカーとしての人柄が合わさったからチームがうまく機能したのかもしれませんね!

ラーズ・ヌートバーの国籍

ヌートバー選手はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身なので国籍はアメリカ国籍です。

アメリカ西海岸の生まれなのでサンフランシスコやラスベガスなども有名ですね。

アメリカ西海岸の特徴として1年中気候が温暖で過ごしやすい事で知られていて、冬でも20°ぐらいなので快適に過ごせます。

ヌートバー選手は高校時代に野球とアメフトをやっていたので、スポーツをやる人にとっては快適にプレイ出来る環境が整っていると言えますね。

そんな温暖な環境で育ったのもあり家族全員がスポーツ関係の仕事や趣味を持っています。

家族構成はこちらの記事を併せてご覧ください。

実はヌートバー選手のお兄さんとお姉さんは日本で生まれているので日本国籍です。

ヌートバー選手だけがアメリカ国籍で日本語もほぼ話せません。

そんな日本国籍でもない、日本語も話せないヌートバー選手がWBC日本代表に選ばれるのにはやはりドラマがあったようです。

次で詳しく見ていきましょう!

ラーズ・ヌートバーが日本代表に選ばれた理由

次にヌートバー選手が日本代表に選ばれた理由について見ていきましょう。

まずWBCに選出されるにあたってアメリカ国籍で日本語も話せないヌートバー選手ですが、WBCの参加資格には次のようなものがあります。

  1. 当該国の国籍を持っている
  2. 当該国の永住資格を持っている
  3. 当該国で出生している
  4. 親のどちらかが当該国の国籍を持っている
  5. 親のどちらかが当該国で出生している
  6. 当該国の国籍、またはパスポート上の取得資格がある
  7. 過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録された事がある

ヌートバー選手の場合、母親の久美子さんが日本人なので4と5がWBCの参加資格に該当します

最低限これらの条件を満たしていないと代表入りが出来ないという訳ですね。

これらを踏まえた上でヌートバー選手の日本代表入りの理由を見ていきましょう。

栗山監督の野球を超えた想い

母親の久美子さんは2022年のシーズン大詰めの頃に侍ジャパンに召集があるかも?という噂を聞いたそうです。

そんな事がある訳ないと思いつつも、ヌートバー選手から「栗山監督と通訳さんとzoomがあるから」と聞いて久美子さんはビックリします。

実はWBCが開催される1年近く前から、栗山監督はWBCに参加資格がある日系アメリカ人の選手候補を考えていました。

野球のグローバル化という事もあり、約6年ぶりのWBCの開催なので、世界情勢を考えると人と人が繋がる良い機会と思ったのかもしれません。

国が違えど相手に敬意を払い、お互いを称えた先に勝ち負けの名誉と特典があるようなものです。

栗山監督はこんな時代だからこそ、日本と世界を繋げる意味も込めて初の日系アメリカ人を日本代表に迎えようと思ったのではないでしょうか?

栗山監督は2012年当時、前例のない二刀流プレイヤーとして大谷翔平選手を育て上げメジャーに送り出しています。

今回の初の日系アメリカ人起用も栗山監督だからこそ成せる采配でした。

メジャーへ送り出して成長して帰って来た大谷選手と、日本人よりも日本人らしい血筋を持ったヌートバー選手の日本代表入り。

人種を超えて世界がひとつになれるように、日本チームの懸け橋になる為ヌートバー選手は選ばれたような気がします。

そしてヌートバー選手は10歳の頃、リトルリーグのオールスターチームに選ばれた時にこう自己紹介しています。


僕の名前はラーズ・ヌートバーです。背番号は21。日本人です。

僕は日本を代表してここにいます。

将来は日本の代表選手になりたいです。

こんな素敵な事があるでしょうか。

ヌートバー選手の想いは10数年後に栗山監督によって叶えられる事になりますね。

母親の久美子さんも日本の素晴らしさをヌートバー選手にいつも伝えていた事も大きかったと思います。

まさに日本代表に選ばれるべくして選ばれたと言って良いでしょう!

今後のヌートバー選手の活躍がとても楽しみですね!

【たっちゃん】ラーズ・ヌートバーの本名や国籍は?なぜ日本代表に選ばれた?まとめ

いかがだったでしょうか?

ヌートバー選手がなぜ日本代表になれるのか謎がとけたと思います。

まさに日本代表になるべくしてなったとしか思えないですね!

みんな大好きヌートバー選手に今後も注目していきたいと思います!

最後までお読み頂きありがとうございました!

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